2014/09/02

華氏451度

 レイ・ブラッドベリ。911じゃない451。元ネタとして名前は知ってた程度の知識しかなかったものの、読んでみると何だかんだでかなり頭に響いた作品「世の中を記憶して生きろ」。
 テレビがちょうど登場した頃、活字が失われていく世の中に対するアンチテーゼ、的な話らしいが、身の回りにテレビが普及しきったような今の世の中でも相も変わらず活字離れがーという話は聞かれるので時代錯誤感なしに読めた。内容には触れないようにしたいんですが、先にあげた「記憶する」という言葉が後半印象的に使われたのだけれども、ちょうど読んでた頃の自分のメンタルに刺さるワードでした。
 生きていればそれはそれは色んなものを見て聞いていくことになりますが、その中で何か自分に残しているか、得ているか、自分のものにしているか・・・
実りある人生を生きる為の、記憶する、頭に入れる、自分に取り込むという行為。意識していないとついつい忘れてしまいそうだけれどもしっかり心にとめて生きて行きたいなぁ。(意識せずとも頭に残るもの、残ったモノの集合体が自分、なのかもしれないけれども)

海底二万里

 ジュール・ヴェルヌ、海底二万里。ナディアの元ネタとしても有名だし、原作自体も絵本等で見たことあるという声をちらほら聞きました。へー。

  ネモ船長の掘り下げ、が想像よりも浅かった。具体的に描かれた部分は僅かだったし、頭の中のあっちがもうネモ船長掘り下げどころかザックザックだったので、その点はちょっとあと一歩何か欲しかった気もする。(掘り下げたら一気にチープになってしまうんだろうなぁ)。たまにSFを忘れそうになる程の旅行記に(ぇ

 個人的には主人公達3人のキャラ立ちのバランス感と、掛け合いのテンポの良さ、そっちの方が読んでて楽しかった。 ネッド親方が名前を言い、コンセイユ君が分類し、教授がただただ感心する・・って教授もう少し何かしてくださいよ・・・


2014/08/31

宇宙戦争

 H・G・ウェルズの宇宙戦争、読みました。電気羊~と違って、幸い脳内でトム・クルーズが動き回ったりはしなかった。今はディックの「流れよわが涙、と警官は言った」を読んでますが、やっぱりハリソン・フォードに変換される病から抜け出せない。

 印象的だったのが、宿屋の主人に馬車を売ってもらおうとしたり、警察や軍とかよりも騎兵隊の登場や「この大砲で宇宙人なんて木端微塵だぜ!」的なやりとり等々、時代感が・・・
 調べてみると宇宙戦争が発表されたのが1898年、と思うとそうゆう時代だったのか、と。日清戦争と日露戦争の間くらい?そんな頃に火星人と戦うこと考えてた人がいたとは・・・人間の想像力は果てしないないなー

夏への扉

 初ハインライン。なんだか随分とファンタジーな印象でした。所謂タイムループものの名作としてしばしば名前が挙がる・・・らしいですが全然知りませんでした。

ぅゎ、ねこっょぃ。

雄々しきイケ猫のピートさん(本名、護民官ペトロニウス、ラテン語では審判者ってwikiに書いてあったけどどっちにしろカッコ良い)の活躍が光る。ネコSFとも。
 文化女中器(ハイヤード・ガール)という何とも言えないその舌触りのルンバ的な機械、タイムリープ要素以外の未来のガジェット感も読んでて楽しかった。
 後はレナード・ヴィンチェントさん(後から調べるまで気付かなかったけど)なり、何やお前いきなり出てくるヌーディスト様(名前じゃないよ裸だよ)なり、所々の濃いキャラ達も立ってたし、さらりと読めた、いい意味でのラノベ感?
 SF得意でない人でもきっと楽しめるだろう、優良オススメ本でした・・・

2014/08/30

幼年期の終り

 アーサー・C・クラーク初めて読んだんですけど、自分の中で想像してたよりずっとハイカラだった。もっと古典的なSFなのかなと思ってたけど、いや興奮した。

 ゼノギアスはじめゼノシリーズ大好きな身としては引用元だけあってところどころ出てくるワードにニヤニヤできた。カレルレン!
 別次元の存在だとか、本当に”未知”なもの話は心躍る。完全にその正体を解き明かしちゃったらチープに思えるし、かと言って読者に委ねる、みたいなブン投げだと個人的にはつまらなく思う。しかしその中間を絶妙に行ってくれる本作。オススメは?と聞かれたら真っ先に名前のあがる本になりました・・・

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

 某サイトのSFファンが読むべき小説~みたいな記事を見て、最近活字を読んでなかった気がするので、せっかくだしこのリストの本を読もうと思い立ったので備忘録がてらに・・・。

 「ブレードランナー」の原作として、またそのキャッチーなタイトルから有名で、名前は知ってはいたものの読んだことなかったのでこれから挑戦。大学の講義で教授陣がいかにブレードランナーが衝撃的であったか、みたいな話を熱く語っていたことが思い出される。コレ以来、ディック作品でおっさんが登場する度に脳内でハリソン・フォードの姿に変換される病気にしばらくかかったという・・・。
 ギリギリの精神状態で撃ち合う場面が、映像がなくても素晴らしく興奮した。小説って凄いなー。
「テンカイナイト」より

ブレイブン

1年ものの1クール分くらいを担当。メインスタッフじゃないけど。
フル3Dで組まれたカットに効果を加える。まだまだ作業や仕事自体が
手探りだったけれども、アニメ撮影の一つの未来の形かなぁ、とも。