2014/08/31

宇宙戦争

 H・G・ウェルズの宇宙戦争、読みました。電気羊~と違って、幸い脳内でトム・クルーズが動き回ったりはしなかった。今はディックの「流れよわが涙、と警官は言った」を読んでますが、やっぱりハリソン・フォードに変換される病から抜け出せない。

 印象的だったのが、宿屋の主人に馬車を売ってもらおうとしたり、警察や軍とかよりも騎兵隊の登場や「この大砲で宇宙人なんて木端微塵だぜ!」的なやりとり等々、時代感が・・・
 調べてみると宇宙戦争が発表されたのが1898年、と思うとそうゆう時代だったのか、と。日清戦争と日露戦争の間くらい?そんな頃に火星人と戦うこと考えてた人がいたとは・・・人間の想像力は果てしないないなー

夏への扉

 初ハインライン。なんだか随分とファンタジーな印象でした。所謂タイムループものの名作としてしばしば名前が挙がる・・・らしいですが全然知りませんでした。

ぅゎ、ねこっょぃ。

雄々しきイケ猫のピートさん(本名、護民官ペトロニウス、ラテン語では審判者ってwikiに書いてあったけどどっちにしろカッコ良い)の活躍が光る。ネコSFとも。
 文化女中器(ハイヤード・ガール)という何とも言えないその舌触りのルンバ的な機械、タイムリープ要素以外の未来のガジェット感も読んでて楽しかった。
 後はレナード・ヴィンチェントさん(後から調べるまで気付かなかったけど)なり、何やお前いきなり出てくるヌーディスト様(名前じゃないよ裸だよ)なり、所々の濃いキャラ達も立ってたし、さらりと読めた、いい意味でのラノベ感?
 SF得意でない人でもきっと楽しめるだろう、優良オススメ本でした・・・

2014/08/30

幼年期の終り

 アーサー・C・クラーク初めて読んだんですけど、自分の中で想像してたよりずっとハイカラだった。もっと古典的なSFなのかなと思ってたけど、いや興奮した。

 ゼノギアスはじめゼノシリーズ大好きな身としては引用元だけあってところどころ出てくるワードにニヤニヤできた。カレルレン!
 別次元の存在だとか、本当に”未知”なもの話は心躍る。完全にその正体を解き明かしちゃったらチープに思えるし、かと言って読者に委ねる、みたいなブン投げだと個人的にはつまらなく思う。しかしその中間を絶妙に行ってくれる本作。オススメは?と聞かれたら真っ先に名前のあがる本になりました・・・

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

 某サイトのSFファンが読むべき小説~みたいな記事を見て、最近活字を読んでなかった気がするので、せっかくだしこのリストの本を読もうと思い立ったので備忘録がてらに・・・。

 「ブレードランナー」の原作として、またそのキャッチーなタイトルから有名で、名前は知ってはいたものの読んだことなかったのでこれから挑戦。大学の講義で教授陣がいかにブレードランナーが衝撃的であったか、みたいな話を熱く語っていたことが思い出される。コレ以来、ディック作品でおっさんが登場する度に脳内でハリソン・フォードの姿に変換される病気にしばらくかかったという・・・。
 ギリギリの精神状態で撃ち合う場面が、映像がなくても素晴らしく興奮した。小説って凄いなー。
「テンカイナイト」より

ブレイブン

1年ものの1クール分くらいを担当。メインスタッフじゃないけど。
フル3Dで組まれたカットに効果を加える。まだまだ作業や仕事自体が
手探りだったけれども、アニメ撮影の一つの未来の形かなぁ、とも。
「マギ The kingdom of magic」より

モルジアナ

TV6作目、いわゆる2期。相変わらず凄惨なスケジュール。
本当に頭を抱えさせられた作品・・・
アニメーションは聖剣伝説3のアンジェラをベースに作成。
「君のいる町」より

枝葉 懍

柚希があんまり上手くいかなかったので。
尖った画面設計は難しかったけど好きだったなー。
「君のいる町」より

枝葉 柚希

5作目にして初めて役職付きの立場になった。
画面に関してもかなり任せてもらえた。が。
「マギ The labyrinth of magic」より

アラジン

原作を凄い好きだったので、担当出来て幸せ!
という簡単な話ではなく、凄惨なスケジュールで・・・
TV作品4作目記念
「超訳百人一首 うた恋い。」より

藤原 定家

何気にすごい面白い作品だった。OPカッコいいし・・・
TVシリーズ3つ目記念
「咲 -Saki- 阿知賀編」より

高鴨 穏乃

テレビシリーズ2作目、色々と辛かった思い出・・・
「ラストエグザイル 銀翼のファム」より

ディーオ・エラクレア

初のテレビシリーズやった記念